[report]里山会議 第2回

=「第2回 里山会議」を開催しました=

2023年12月3日(日)、[映画「不安な質問」の鑑賞から、つくると生きるを考える]という表題で、「つくる/つくりたい/つくれない」をテーマに、第2回里山会議を開催しました。


 有機農業の先駆けとして、食を自分達の手に取り戻すべく、たべものをつくり・運び・食べるに取り組んでこられたたまごの会の活動を追った記録映画「不安な質問」を、実際に農場づくりに携わった一人であり、やまのかいしゃ代表の永田による当時の話を聞きながら鑑賞し、その後、「つくる/つくりたい/つくれない」をテーマに参加者で対話を行いました。


 札幌大通駅すぐそばのbokashi Baseでの開催となり、小別沢在住・近隣の方はもちろんのこと、建築家、学生、デザイナー、映画や編集にかかわる方など、多様な属性の方々が集まって、それぞれの観点での「つくる」について対話が広がりました。

総勢31名の方にお集まりいただき、貴重な機会となりました。ありがとうございました。

【開催概要】

・日時:12.3(日) 14:00 - 16:30

・場所:bokashi Base

・主な内容:記録映画「不安な質問」の鑑賞、「つくる/つくりたい/つくれない」をテーマにした対話



第0回では里山を考える切り口を探求し、第1回では、実際に札幌都心に最も近い里山である小別沢で、小別沢の方々と里山について意見交換しました。第2回では、第0回・第1回での対話を土台に、「つくる」という共通の切り口で、里山側と街側、両方の眼差しから里山というフィールドを視野に入れたこれからを話すきっかけにできたと思います。本会をきっかけとして、「森の木で器をつくる」、「鶏目線に立った鶏小屋をつくりたい」、「CSA的酪農運営はつくれるか」、など、里山をフィールドに「つくる」いくつかのアイディアが参加者の方から生まれました。地域住民と街含めた市民による里山をめぐる営みは、まずは知る、面白いと思う、小さくてもやってみる、からであると思います。第3回は1月以降に予定していますので、ご参加よろしくお願いいたします。



小別沢さとやまものがたり

里山で紡がれる物語の数々をお届けします

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