[report]2月17日里山会議第3回
2024年2月17日(土)、「里山となにをする?」という表題で、2023年度の締めくくりとして、里山会議第3回を開催いたしました。
1年間の活動を振り返ると共に、やまのかいしゃや里山商店、里山農園や里山会議の周辺から、活動を通して育まれてきた、個々の里山活動や、「○○したい」を発表・共有し合いました。やまのかいしゃの活動(やまのかいししゃ)、森林整備と小別沢での伊部ニレ伐倒の事例(outwoods)に始まり、街の真ん中と小別沢を行き来しながら畑に勤しむ大丸農園部(大丸)、高校生を小別沢に連れてくるアグリコースのお話し(静修高校)、牛を飼いたい話(北海道大学酪農サークルにとべこ)、鶏中心主義的に検討する鶏舎設計(建築家)、そして最後に里山支援事業をリードする農政部としての構想や課題感をお聞きしました。
2024年度に実施が確定しているものから、構想段階の自由なもの、また生き物目線のもの、畑目線のもの、人間や教育目線のものなど、多様なプレーヤーがいるからこその、個性あふれるプランが、熱気と共に共有される場となりました。総勢24名の方にお集まりいただき、実際に里山で活動することを想定した、冬対応など、具体的な質問もあり、今後の活動に繋がる、貴重な機会となりました。ありがとうございました。
第0回では里山を考える切り口を探求し、第1回では、実際に札幌都心に最も近い里山である小別沢で、小別沢の方々と里山について意見交換しました。第2回では、里山をフィールドに「つくる」いくつかのアイディアが参加者の方から生まれました。2023年度最後の第3回では、第0回から第2回までの参加者の方の思いや発想が、個々の活動に帰着された一部を、垣間見ることができました。
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